くまプロジェクトは、人生や学びには「知識と経験」の両輪が必要であると考えています。知識を持っていても実際に使ってみなければ、有効性は分かりません。 そのため、実際に経験することで、それまで培ってきた知識との融合を図ります。
また、「経験」という観点から考えると、社会には障がいがある人、高齢の人、不登校の児童生徒、LGBTQの人といった多様な人々が暮らしています。 その方々は、社会的少数者(マイノリティ)と呼ばれ、社会で行われている様々なプログラムに参加する機会が限られてしまっています。
そのような方の人生の質(Quaity of Life, QOL)の向上は忘れてはいけないことです。 マイノリティと呼ばれている人とのプログラム、そのような人へのプログラムへ、そのような方と接する機会が少ない若者が共に活動することで、 一人ひとり違っている人たちが住んでいることに気付き、特別視せずに接していくことができる社会作りをすることは重要です。
くまプロジェクトでは、「経験」を通して、「学びは知識だけではない」ことや、「社会には一人ひとり違った人で成立している」ことを気付いたり、 学んだりする機会を提供することを理念としています。